全国軽自動車協会連合会が発表した2011年度(2011年4月~12年3月)の軽自動車新車販売台数は、前年同月比3.7%増の168万8937台となり、5年ぶりに前年を上回った。
東日本大震災の影響で軽自動車も部品不足などから減産を余儀なくされ、新車の供給に遅れが出ていたが、生産の復旧に加え、エコカー補助金制度の復活の追い風もあって170万台にあと一歩の水準にまで回復した。
車種別では乗用車が同5.8%増の127万7375台と5年ぶりに前年を上回った。貨物車は同2.3%減の41万1562台と前年割れだった。
貨物車のうち、ボンネットバンが同25.4%減の3万0319台、キャブオーバーバンが同3.4%増の18万5083台、トラックが同2.7%減の19万6160台だった。