日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車販売協会が2日発表した2011年度の新車販売統計(速報)によると、総台数は前年度比3.3%増の475万3273台となった。年度でのプラスは2年ぶり。
11年度の新車販売は、東日本大震災からの生産が回復した昨年秋以降、増加に転じ、エコカー補助金が復活した12月からは大幅な伸びが続いた。ただ、プラスになったものの08年度から4年続きでの500万台割れとなった。
総台数のうち、登録車は3.1%増の306万4336台と、2年ぶりのプラスになった。軽自動車は3.7%増の168万8937台で、5年ぶりの増加だった。
3月の総台数は前年同月比61.4%増の75万1888台と大幅に伸び、6か月連続のプラス。年間でもっとも需要の大きい3月の70万台超えは、08年以来となった。うち登録車は78.2%増の49万7959台、軽自動車は60.5%増の25万3929台だった。