水陸両用バスツアー、首都圏で実用化に向けた社会実験

自動車 ビジネス 国内マーケット
栃木県湯西川で運行中の水陸両用バス(資料画像)
  • 栃木県湯西川で運行中の水陸両用バス(資料画像)
  • 栃木県湯西川で運行中の水陸両用バス(資料画像)
  • 栃木県湯西川で運行中の水陸両用バス(資料画像)

JTBは9日、首都圏エリア初の水陸両用バスを利用した観光ツアーの実施に向けた社会実験に参画することを発表した。

社会実験は「水陸両バスを利用しての“東京湾の水辺活性化”社会実験」として、RE-BORN47が全体調整として主催し、観光庁が企画協力として共催する。

3月20日から4月8日にかけて、40名乗りの水陸両用バス2台を使い、1周約1時間30分の無料体験ツアー2コース(東京浜松町発着、台場発着)を催行。それぞれ1日3便運行し、合計4000名に体験してもらい、参加者からのモニターアンケートを集計・分析をして、今後の実用化を検証する。なお、水陸両用バスのうち1台では、燃料に使用済み天ぷら油を使用するなど、環境にも配慮した運行を実施する。

水陸両用バスは、大阪、諏訪湖、湯西川、仙台などで運行。いずれも人気の高い観光素材となっている。同社は今後、日本水陸両用車協会とも連携しながら、社会実験の結果を踏まえて、水陸両用バスの早期の営業運行を実現することによって、東京観光の活性化・水辺観光の創出を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集