安川電機は、太陽光発電用パワーコンディショナ「Enewell-SOL」について、住宅用途向けとして200V単相4.5kWと5.8kWの2機種を4月21日から販売する。
「Enewell-SOL」は、独自のダイレクト電力変換を採用したパワー変換技術により96%以上の高変換効率を実現し、入力電圧DC60V~400Vで運転が可能な広い入力電圧範囲を持つ。
また、騒音レベルを30dB以下に抑え、屋内設置に配慮した静音性を備える。系統停電時の非常電源用として自立運転機能も搭載するほか、今後のモジュール効率向上に対応した容量を実現した。
同社は「創エネルギー」分野の柱の一つとして太陽光発電用パワーコンディショナを開発、一昨年から産業用として10kWクラスを、昨年11月から100kWクラスの販売を開始。今回、国や自治体の補助金、余剰電力の固定買取制度といった政策により、普及が加速している個人住宅用途向けに2機種を開発した。
販売計画は2012年度が2万台。