マッスルカーというカテゴリーを成立したとされるポンティアック『GTO』。その65年型が同じようにパワフルな映画に登場する。作品は3月日本公開の『セットアップ』だ。自動車産業都市デトロイトを舞台に、兄弟同然に生きてきたワル3人組の友情と裏切りが錯綜する。
出演は、ハリウッドアクション界の大御所ブルース・ウィリスと、ヒップホップ界の暴れん坊カーティス“50セント”ジャクソンという組み合わせ。監督は『ワイルドスピード』、『ダイハード』シリーズでスタントマンを務めたマイク・ガンサー。
GTOは、裏切った友を追うサニー(演:50セント)の愛車として登場する。ブルーの車体は、親しかった仲間を追わなくてはいけない男の悲しい気持ちを表しているのか。
ストーリー --- サニー、ヴィンセント(ライアン・フィリップ)、デイヴの3人はダイヤ強奪計画を企てた。実行当日、計画は成功したかに見えたがヴィンセントがダイヤを持ち逃げ、サニーは重傷を負いデイヴは命を落とす。復讐に燃えるサニーはヴィンセントを追ういっぽう、裏社会の顔役、ビグス(ウィリス)も2人を追っていた。
3月10日より、銀座シネパトスほか全国順次公開。配給は日活。