ATグループ中間期決算、新車供給遅れが影響し減収減益

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愛知トヨタなどの持ち株会社であるATグループが発表した2011年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比23.5%減の45億8400万円と大幅減益となった。

売上高は同17.4%減の1443億7300万円と減収だった。メーカーの生産体制は正常化したものの、震災発生後から累積している新車供給遅れが解消されず、グループの新車販売台数が同31.1%減の3万3987台と大幅に減少した。販社別では愛知トヨタが同30.8%減、トヨタカローラ愛豊が同35.7%減、ネッツトヨタ愛知が同34.8%減、ネッツトヨタ東海が同36.4%減で、愛知スズキ販売だけが同36.7%増と前年同期を上回った。

収益では、経常利益が同23.5%減の51億円、当期純利益が同25.2%減の26億6600万円だった。

通期業績見通しは、新車の受注自体は順調に推移していることから上方修正。売上高を前回予測から1.7%増の3254億円、営業利益を同22.9%増の118億円、経常利益を同21.0%増の127億円、当期純利益を同16.1%増の72億円とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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