横浜ゴムは、平塚製造所内にある研究開発センター「RADIC(リサーチ&ディベロップメント・インテグレーテッド・センター)」に太陽光発電システムを導入し、12月23日から稼働開始する。
RADICの屋上約90平方mに、1枚当たり87Wのパネルを120枚設置した。RADICで使用する電力のうち、年間約8000kWhをこのクリーン電力でまかなう予定で、CO2削減効果として年間3tを見込んでいる。
このほか、同製造所では2009年から小規模発電ながら太陽光+風力発電システムを導入している。
同社は、温室効果ガス排出量を「2020年度までに基準年比25%削減」目標を掲げており、これを達成するため高効率設備の導入やた省エネ活動の徹底に加え、自然エネルギーの導入を積極的に進めている。太陽光発電システムは今回の平塚製造所のほか、三島工場(太陽光発電)、新城南工場(太陽光+風力発電)に導入している。今後も国内外の事業所に積極的にクリーン電力を導入してCO2排出量削減に貢献していく。