監査法人のトーマツは、インドに進出する日系企業を支援する。
インドは急速な経済発展が続いており、今後も成長が見込まれている。自動車販売台数も急増しており、多くの日系自動車メーカーや自動車部品メーカーがインド進出を検討している。
ただ、インドは法制や会計基準が日本と異なるため、トーマツがこれをサポートする。インドへの会社設立サポートや市場参入のアドバイザリー業務、移転価格税制への対応などのサービスを実施する。
開発・国際本部内の日系企業サービスグループの下に「インド室」を設置する。当面は5人を配置、うち2人はインドのムンバイ、バンガロールでの駐在経験を持つ。
加えて、トーマツグループ全体でインド室をサポートするインドチームを同時に組成した。インドチームの約10人のメンバーは、今後のクライアントのニーズに迅速に対応できるよう、トーマツグループの会計・監査、新規株式公開、M&A、コンサルティング、税務などの各種サービスの専門家で構成する。