横浜ゴム、タイ工場がゼロエミッションを達成

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ヨコハマタイヤマニュファクチャリング(タイ)
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  • 工場内では廃棄物の細かい分別を実施している

横浜ゴムは8日、タイの乗用車用、トラック・バス用タイヤ生産拠点であるヨコハマタイヤマニュファクチャリング(タイ)が、廃棄物の埋立処分量を1%未満にするゼロエミッションを達成したと発表した。

ヨコハマタイヤマニュファクチャリング(タイ)では、2006年度から埋立処分量の削減目標を設定し、毎年目標をレベルアップしながら継続的に取り組んできた。具体的には製品屑の削減、パレットや容器類の再利用など廃棄物削減活動を強化するとともに、リサイクル率を高めるため、廃棄物をできる限り細かく分別するなど。工場から排出する全ての廃棄物の処理委託先について現地検証を行った結果、目標達成を確認したとしている。

今後、埋立処分量をゼロにする完全ゼロエミッション達成を目指す。

横浜ゴムでは国内外の生産拠点で廃棄物削減に取り組んでいる。国内では2006年3月以降、全8生産拠点で完全ゼロエミッションを継続しており、今年1月には平塚製造所、三重工場、茨城工場、平塚東工場、長野工場の5拠点で、計画より2年前倒しで産業廃棄物の100%再資源化も達成している。海外拠点は2008年度から本格的なゼロエミッション活動を開始し、2011年度までに全ての生産拠点でのゼロエミッションの達成を目指している。

《レスポンス編集部》

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