いすゞ自動車は、9月1日から国内向けのトラック・バスのメーカー希望小売価格を値上げすると発表した。
値上げは国内向け、大型・中型・小型トラック(キャブ付シャシー)・バス全車種。値上げ幅は、大型トラクタが30万円、大型単車が35万円、中型が18万円、小型が7 - 12万円の値上げとなる。バスは大型が50万円、中型が35万円、小型が20万円の値上げとなる。
日野自動車、日産ディーゼル工業、三菱ふそうトラック・バスは7月に一斉値上げを実施しており、これで国内のトラック4社が足並みそろえて値上げすることになる。
いすゞは、原材料価格の高騰を、合理化や部品メーカー・関連会社との協力によるコスト削減により可能な限り吸収してきたが、原材料価格は現在も高騰し続け、企業努力の限界を超えたレベルに達しており、やむを得ずメーカー希望小売価格を値上げするとしている。