フォルクスワーゲングループジャパンは、7月1日付けで、梅野勉会長が退任し、相談役に就任する人事を発表した。梅野氏は、2001年から同社の社長を約7年間務めた後、今年2月に代表権を持つ会長に就任している。
社長在任期間中、フォルクスワーゲンの8年連続輸入車販売トップの実績達成に陣頭指揮を振るったほか、2005年7月から今年5月まで、日本自動車輸入組合(JAIA)理事長として、組織改革や輸入車の魅力のアピール、将来燃費規制など安全環境問題への取り組みを推進してきた。
5月でJAIA理事長を交代したことから同社を退任する。
同社は、今年2月に社長に就任したゲラシモス・ドリザス氏と、財務・管理担当のゲーロ・フレーリッヒ副社長がトップマネージメントのもと、発展に向け、変革と努力を続けると、している。