横浜ゴム、環境負荷物質の情報を一元管理するシステムの運用を開始

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横浜ゴムは、欧州ELV指令やRoHS指令への対応を強化するため、製品の原材料や副資材に含まれる化学物質中の環境負荷物質の情報などを共有し、一元管理する独自開発システム「MS−InC(エムエス−インク)2」を開発、運用を開始したと発表した。

化学物質規制への適切な対応、使用化学物質情報の正確な把握と管理が重要となっている中で、同社は社内の「化学物質管理委員会」を中心に、化学物質情報の一元化、対応の迅速化に取り組んできた。

今回導入したMS−InCによって規制対象物質の徹底的な管理と代替物質への変更促進、化学物質リスクの大幅な低減を図ることが可能となり、製品開発での環境配慮設計を一段と高いレベルで推進できると、している。

MS−InCの運用は、まず国内の本社、設計・開発の技術部門および全国8工場を対象としているが、今後は海外拠点でも同システムの導入、運用を検討していく。

同社は昨年12月、グループで取り組む環境貢献活動のスローガンを「ecoMOTION」と名付け、環境貢献活動を推進している。

《レスポンス編集部》

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