東京・有明の東京ビッグサイトで開催されている「SECURITY SHOW 2007」(6日−9日)で来場者の人気の的になっている商品がある。充電式立ち乗り電動二輪車「Segwey PT(パーソナル・トランスポーター)」がそれだ。
ブッシュ米大統領が以前これに乗って転けたが、これは電池切れになりそうなときに無理して乗ったためで、「Segwey PTは自転車よりも安全で、誰でも簡単にスムーズな発進と停止ができる」と輸入販売元の日本SGI関係者。
その関係者が実際に乗って見せ、その軽快な動きに来場者が集まってくるほど。なかには熱心に関係者の説明を聞く人もいた。2003年から日本で販売を始め、これまでに500台を販売した。世界的には3万台を販売しており、米国のシカゴ警察に100台以上納入しているそうだ。
「これまでは倉庫会社が主なお客様でしたが、これからは民間の警備会社に売り込んでいきたい。少し高いところから見渡せるので、監視するにもいいし、また存在感を示すことで、犯罪を防ぐことに役立つのではないか」と同社関係者は期待を寄せている。
ちなみに価格は92万円と98万円。日本では公道を走ることはできないが、最高速度は20km/hとのことだ。