毎年4月のニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー)で発表されるWCOTY=ワールド・カーオブザイヤーのノミネート車種が発表された。
WCOTYはデトロイトモーターショーで発表されるCOTY(北米カーオブザイヤー)とは異なり、北米では販売されていないモデルも含めて、世界中のモータージャーナリストがベストな車に投票するグローバルな賞。
対象となるモデルの条件は、最低5カ国、2つの大陸で販売されていること。
今年ファイナリストに選ばれたのは、次の10モデル。
●アウディ『Q7』
●アウディ『TT』
●シトロエン『C4ピカソ』
●シトロエン『C6』
●フィアット『グランデプント』
●ジャガー『XK』
●レクサス『LS460』
●メルセデス『CL』
●『MINI』
●スズキ『SX4』/フィアット『セディチ』
ヨーロッパからのエントリーが多く、アメリカ車が入っていない(ジャガーをフォードグループと考えてもわずかに1モデル)という特徴が見られる。
また、パフォーマンスカーのカテゴリーでは以下がファイナリスト。
●アウディ『RS4』
●アウディ『S6』
●BMW『335i』
●BMW『M』/『Z4』/『Mクーペ』/『ロードスター』
●フェラーリ『599GTB』
●ジャガー『XKR』
●マツダ『3MPS』/マツダスピード『3』
●ポルシェ『911GT3』
●ポルシェ『911ターボ』
●ルノー『クリオ』・ルノー『スポーツ』
こちらもアメリカでは全く販売されていないモデルを含め、ヨーロッパ勢が優勢だ。
北米カーオブザイヤーとはテイストの異なるワールド・カーオブザイヤーに輝くのはどのモデル?発表は4月5日の予定。