2004年新車登録台数、2年ぶりにマイナス

自動車 ビジネス 企業動向

日本自動車販売協会連合会が発表した2004年の新車登録台数は、前年比1.6%減の396万2232台で、2年ぶりに前年を下回った。

車種別では、乗用車が同0.8%減の339万6048台と微減だった。各社が年後半に新型車を積極的に投入したものの、スモールカーシフトで、軽自動車に需要が流れ、マイナスとなった。貨物車は同5.8%減の54万8037台と低迷した。2003年に排出ガス規制強化に伴う特需で販売が急増した反動が現れたかっこうだ。

メーカー別では、日産自動車、マツダ、三菱自動車といすゞ自動車、三菱ふそう、日産ディーゼルがマイナス。トラックメーカーは排ガス規制の反動。日野自動車だけは、同6.3%増とプラスで、リコール事件で三菱離れしている顧客を確保している模様だ。三菱自は同40.9%減の8万2174台と半減近い状態だった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集