BMWグループとブリリアンス・チャイナ・オートモーティブ・ホールディングス(華晨汽車)は、中国の瀋陽市で、合弁工場のBMWブリリアンス・オートモーティブの瀋陽工場の正式開業式典を開催した。
BMWブリリアンスは2005年までに、総額4億5000万ユーロを投資する計画で、中期的には年間約3万台の『3シリーズ』、『5シリーズ』を生産する予定だ。式典で、BMW AGのヘルムート・パンケ社長は「この合弁事業は、BMWグループにとってのマイルストーンです。瀋陽工場があれば、ここ中国における将来の挑戦に向けての準備も万全です」と述べた。
BMWグループはこの合弁事業を、国際的に展開する戦略における基盤となる一歩と見ているとしている。BMWではアジア市場での年間販売台数を、2003年の約9万3000台から、2008年には15万台に増やす計画で、中国での販売台数を増やす方針だ。