「情報を最大限に活用」---オートバイテルがネットディーラーの秘訣を販売

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インターネット自動車販売のオートバイテル・ジャパンは、自動車ディーラー向けに展開しているインターネットを使ったCRM(顧客リレーションマネジメント)構築支援サービス「eDM(イーディーエム)」のサービス内容を整備・拡大して8月から本格展開すると発表した。

eDMはディーラーの集客から販売まで、一貫した流れをインターネット上で管理運用すると同時に、CRM支援を兼ね備えた総合プロモーションとして活用できるサービスだ。具体的には、自動車購入の見込み客を収集(顧客開拓)した後、ディーラー各社の個別会員とした上で、eメールなどによるワン・トゥー・ワンの対応を行う。メール商談のノウハウを活用した販売プロセスを支援するのが特徴だ。これによってディーラーの収益確保については新車販売のみだけでなく、車検・点検などのサービスにも結び付けていくとしている。

オートバイテルは、北米の成功で日本に参入したものの、IT不況も重なってインターネット販売は失敗。新たな収益源としてディーラーのITを活用した販売支援で利益を稼ぐ戦略だ。

《レスポンス編集部》

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