昨年12月にデビューしたホンダの新型ハイブリッドセダン『グレイス』を3300kmにわたって試乗する機会を得たのでリポートする。
ジーンズ姿は気楽だけど、やっぱり場違いな思いをしたくないから、せめてジャケットを。それと同じような考えでコンパクトなセダンを求める人は、それなりの数が存在することだろう。
オートックワンが発表した12月の新車見積依頼月間ランキングによると、スズキ『ハスラー』が2193件で2か月連続でトップだった。
『グレイス』はけっこう魅力的なクルマだ。ボディはオーソドックスなセダンながら、前後のピラーを傾斜させたデザインはスタイリッシュなものだし、後席に座れば上級車を上回るような足元空間が広がっている。
ホンダから待望のコンパクトセダンが復活。しかもハイブリッド専用車となった『グレイス』である。