山東省青島市で草の根防災・減災フォーラムを開催



 
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AsiaNet 200151 (1067)

【青島(中国)2024年5月15日新華社=共同通信JBN】山東省青島で5月11日、草の根レベルの防災・減災フォーラムが中国広報協会、中国防災協会、中国危機管理学会の共催で開催されました。

青島市人民政府新聞弁公室(Information Office of Qingdao Municipal People's Government)によると、このフォーラムは社会全体の災害リスク防止に対する国民の意識を高め、草の根レベルでの防災・減災能力を強化し、中国式近代化の高度の発展に寄与することを目指しています。フォーラムは、世界的な異常気象が近年、増加し、強まる傾向にあるとみています。経済・社会の急速な発展に伴い、不均衡かつ不十分な開発の問題が草の根レベルの防災・減災能力に難題となっています。中国は改革開放以来、特に第18回中国共産党大会以来、防災・減災で大きな進歩と成果を上げてきました。しかし、自然災害や事故に直面して、草の根構築の問題が明らかになりました。このため、草の根の危機管理をしっかりと行い、草の根レベルでの防災・減災の基盤を固めることは大変重要で、緊急の課題です。

フォーラムは、人々の生命と財産、社会の調和と安定を守るために、防災、減災、救援が極めて重要であることを強調しています。公共の安全を維持し、災害を軽減する最善の方法は予防であり、その最適の時機は平時です。災害リスクの防止では傍観者はいません、誰もが責任を負います。重要分野に関する国民の教育と認識を強化し、人々の防災と自己救助の能力を向上させ、草の根レベルでの緊急物資の備蓄を強化し、草の根緊急救助隊の育成を促進することが重要です。フォーラムは、草の根レベルで緊急時対応計画を策定し、草の根の緊急事態管理を新たなレベルに進めるために、早期警戒、予防、緊急対応のシステムを確立・改善することも求めています。

ソース:Information Office of Qingdao Municipal People's Government