ケニア大統領ウィリアム・S・ルト(William S. Ruto)博士が臨席し行われたCCIタトゥ・シティー・コールセンターの開所式で、CCIは、タトゥ・シティーに第2CCIビルを建設し、CCIケニアのコールセンターの従業員を1万人に倍増すると表明しました。こうした役職は、コールセンターの電話応対係から管理職まで多岐にわたり、ビジネス・プロセス・アウトソーシングの一大拠点としてのケニアの地位を確固たるものにします。
CCIのタトゥ・シティー・コールセンターの開所式は、世界中の業界リーダー、政策立案者、関係者が一堂に会しタトゥ・シティーで3日間にわたり開催された素晴らしいイベント「Elevate Africa Conference(エレベート・アフリカ会議)」の期間中に行われました。「The Next Chapter of Innovation(イノベーションの次章)」をテーマとするElevate Africa Conferenceは、BPO業界全体の先見的な議論と協力のための極めて重要なプラットフォームとして機能しています。
CCI GlobalのMartin Roe CEOは、以下のように語っています。
「アフリカがコールセンター事業の最重要拠点として注目され、その中でもケニアが傑出した選択肢として浮上していることをうれしく思います。当社がケニア全土への進出を決めたのは、同国のBPO産業の繁栄とその持続的成長能力を心から信じているからです」
ENEO開発の一環としてGateway Real Estate Africa(GREA)が開発した、ケニアの新しい5階建てのタトゥ・シティー・コールセンターは、ほぼ96%再生可能エネルギーのみで運営され、ソーラーパネルの設置、自然換気通路、自己遮光壁により、コールセンターのエネルギー生産と消費に伴う二酸化炭素排出をほぼ完全に低減します。この新施設は、African Property Awardsで2つの賞を受賞したほか、環境責任に対しEDGE Green BuildingとSustainability Excellence Associate(SEA)の認証も得ています。
Eneo at Tatu Centralの開発企業GREAのGreg Pearson CEO兼共同創業者は「Eneo at Tatu Centralは、最先端の快適設備とグリーン設計の原則、コミュニティーの関与を組み合わせ、持続可能でダイナミック、かつ活気あるコミュニティー・ハブをつくり出している、BPO施設の最高峰です」と語っています。
CCI Globalは、北米、英国、欧州、オーストラリア、ニュージーランドの著名企業にサービスを提供しており、主にカスタマーサービス部門を中心に、アフリカにビジネスプロセスをアウトソーシングしています。同社は1万5000人以上のスタッフを擁し、通信、メディア、モバイル技術、金融サービス、ホスピタリティー、ヘルスケアなど80を超える企業にサービスを提供しています。
CCI Global、ハイネケン、ケルヒャー、Dormans、Copia、Cooper K-Brands、Grit Real Estate Income Group、Twiga Foods、Freight Forwarders Solutions、ADvTECH、Friendship Group、Davis & Shirtliffなど、78以上の地元企業、地域企業、グローバル企業が、タトゥ・シティーの企業に優しい立地で操業中または開発中です。タトゥ・シティーSEZのビジネス・メリットには、付加価値税率ゼロ、輸入税および印紙税の免除、最初の10年間は法人税10%などがあります。