インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは1日、11月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は9万1772台。前年同月比は18.5%減と、6か月連続で前年実績を下回った。
日本自動車工業会は30日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「第42回 東京モーターショー」を開幕した。一般公開は12月3日から11日まで。24年ぶりに会場が東京都内に戻ってきた。
東京モーターショー11でスズキは2人乗り小型電気自動車『Q-Concept(キューコンセプト)』を世界初出展した。従来の4輪車と2輪車の、ちょうど中間に位置する生活圏移動用自動車だ。
スズキが東京モーターショー11で世界初出展したコンセプトカー『REGINA(レジーナ)』は、32km/リットルの低燃費とCO2排出量70g/km以下を実現したFF CVTのガソリンエンジン車。見た目はEVのようなデザインだが、800ccターボチャージャー付き直噴ガソリンエンジン車だ。
東京モーターショーの開幕前に報道陣に事前公開されたが、きょうの各紙には24年ぶりに東京都内で開催する「東京モーターショー」の見どころなどをそれぞれの視点で取り上げている。
スズキは、これまで「レンジエクステンダー」と呼んできた『スイフト』ベースのシリーズ式プラグインハイブリッド車(PHV)を『スイフトEVハイブリッド』として参考出品した。
東京モーターショー会場である国際展示場の東5ホールにあるのは、コンパクトカーづくりを得意とするスズキブース。コンセプトカーが並ぶメインステージは、台全体が巨大なターンテーブルとなっており、さらに個別のクルマも360度回転するという、かなり大がかりなものだ。
スズキは電動二輪スクーター『e-Let's』と燃料電池二輪車『バーグマン・フューエルセル スクーター』を出展。どちらも機構が見えるカットモデルをステージ上に展示し、2種類の電動バイクのメカニズムを見られる。
スズキが発表した10月四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数はインド減産の影響で前年同月比14.6%減の21万3430台と8か月連続でマイナスとなった。
スズキは、小型乗用車の新型『スイフトスポーツ』を、MT(マニュアルトランスミッション)車については12月13日、CVT(無段変速機)車については2012年1月27日から発売すると発表した。
スズキは、小型乗用車『ソリオ』に特別仕様車「ブラック&ホワイト」を設定し、11月25日から発売開始した。また、燃費向上に貢献するアイドリングストップシステム搭載車を全グレードに追加設定する。
スズキは、洪水による影響で操業を停止していた二輪車、船外機の製造販売子会社のタイスズキモーターが12月1日から二輪車完成ラインの操業を一部再開すると発表した。
スズキは11月24日、ガソリン車トップの燃費、JC08モード30.2km/リットルを実現した『アルトエコ』を、12月13日より発売すると発表した。軽乗用車『アルト』をベースにした新機種で、アルトの標準車に対して30%以上の燃費向上を実現した。
スズキは24日、英国ロンドンの国際商業会議所の国際仲裁裁判所において、フォルクスワーゲンとの提携解消を求める仲裁手続きを開始したと発表した。
全体相場は3日続落。欧州債務問題がフランスに飛び火したことを嫌気し、前日の米国市場が急落。主力銘柄への売りが先行した。