全体相場は反発。米国市場の上昇、円相場の軟化を背景に、輸出関連株を中心に買いが先行する展開となった。上値では値ごろ感からの売りも出たが、平均株価は前日比84円35銭の8823円25銭と反発。1か月ぶりの高値を付けた。
米雇用関連指標の改善、欧州財政危機への対応の進展期待を受け、前日の欧米市場が上昇。投資家心理が心持ち上向き、輸出関連株を中心に全面高の展開となった。
車は足代わりの移動手段と割り切ったユーザーが増えた結果なのだろうか。ダイハツ工業が「第3のエコカー」として発売した新型軽自動車「ミライース」が発売後2週間で約2万5000台を受注した。
ダイハツ工業は5日、軽乗用車『ミライース』の累計受注台数が、9月20日の発売後2週間で、月販目標台数の約3.6倍となる約2万5000台になったと発表した。.購入層は男性比率が50%を上回り、年齢層は幅広い層から支持を得ているとしている。
トヨタ自動車と富士重工業(スバル)が2005年10月5日に提携を発表して丸6年。富士重工・米国工場へのトヨタ『カムリ』生産委託で始まった両社の提携は、スポーツカーの共同開発や軽自動車生産のダイハツ工業への集約など幅広い成果を積み上げつつある。
ダイハツから発売された『ミライース』。この“イース”の名称が初めて使われたのは一昨年開催された東京モーターショーに出品されたコンセプトカーであった。
ダイハツから発売された、新型軽乗用車『ミライース』のインテリアデザインのオリジナルアイディアは当時入社2年目の女性だった。
『ミラ』の冠が付く『イース』だから、ミラの燃費スペシャル仕様じゃないの? そんな声も聞こえてきそうな、軽自動車にしてTVCFにハリウッドスターを起用し「ダイマツ・ミラウース!!」と言わせたのがミライースである。
全国軽自動車協会連合会が発表した2011年度上半期(4~9月)のブランド別軽自動車販売台数によると、ダイハツが前年同期比18.6%減の24万5859台で大幅マイナスながらトップシェアを維持した。
ダイハツ工業が発表、発売を開始した『ミライース』のインテリアのデザインテーマはシンプル・クオリティである。
ダイハツから新たに発売された新型軽乗用車『ミライース』。このエクステリアのコンセプトは“スマート・エコスタイル”である。
ダイハツ工業が発表した8月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比8.7%増の8万1306台と8月として過去最高となった。
全体相場は3日ぶりに反発。欧州債務問題に対する警戒感の後退から、欧州市場が急反発。アジア市場の堅調な動きも買いを誘い、値ごろ感から主力株を中心に幅広い買いが入った。円相場が対ユーロで軟化したことも支援材料。
トヨタ自動車が子会社のダイハツ工業からOEM(相手先ブランド)供給を受けた軽自動車「ピクシススペース」を発売し、軽自動車市場に参入した。ただ制約も多い。
ガソリン車最高の30km/リットル(JC08モード)という圧倒的な燃費の『ミライース』を市場投入したダイハツ工業の伊奈功一社長。廉価グレードでは80万円を切る価格とともに、2年前から半ば公約と化した開発目標をクリアした。