スズキは『アルト』にターボ搭載モデルを復活させた。その名は『アルト ターボRS』。2000年末に『アルト ワークス』がラインアップから消えて以来、15年ぶりのターボモデル復活となる。
エンジンは最高出力64ps、最大トルク98N・mを発生する改良型のR06A型吸気VVTターボ。組み合わされるのは、670kg(2WD車)という軽量ボディ。車体はストラットタワーバーや高剛性フロントバンパーメンバーを装着し、カウルフロントパネルやサスペンションアッパーのブラケットおよびエクステンションの板厚アップなどで車体剛性を高めている。
足回りでは、専用チューニングが施されたサスペンション、ブレーキを装備。タイヤはPOTENZA RE050Aを組み合わせ、リニアなハンドリング応答性や、スポーティーな走りにも対応できる安定性を実現している。
トランスミッションは、専用チューニングを施したパドルシフト付5AGS(オートギアシフト)を装備するが、現時点でMTの設定はない。ファンからはMT待望論も出ているが、MTが設定されなかった理由とは何なのか。そして改めて、5AGSの実力をチェックする。
◆15年ぶりのターボ復活、MT設定なしの真意とは?
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◆5AGSでも魅力十分、でもキャラクターは大人しめ?
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◆でもやっぱりMTが欲しい?新旧を写真で比較