国土交通省は、ロードプライシング・流入規制の導入を検討する。「地球温暖化防止のための道路政策会議」の中間とりまとめで明らかになった。自動車交通からのCO2排出量は年間800万トン増加するとの試算に基き、道路政策を通じて増加分を実質ゼロに抑え込むための一環。
ロードプライシングや流入規制は、石原慎太郎東京都知事が構想を打ち上げたこともある。また中間とりまとめでは「個々人の自動車利用パターンの適正化」や「公共交通のシステム改善と運用改善」も具体的政策の提案として掲げており、自動車利用を他の交通モードへ転換することを狙っている。