【ワークスカー イッキ乗り】動きはレーシングカーそのもの、雨のワインディングではあまりにもリスキー…NISMO GT-R

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日産 GT-R  NISMOパーツ装着車
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ワークスチューニンググループの合同試乗会が、神奈川県のマツダターンパイクで開催された。ニスモは『エルグランド』、『ノート』、『GT-R』の3台のワークスチューニングマシンで参加。今回はその中から「NISMO N アタックパッケージ」を中心としたパーツが装着された『GT-R』を紹介する。

今回の試乗会で最もホットなモデルとなったのが2008年型の日産 GT-R NISMOパーツ装着車。このGT-Rには、「NISMO N アタックパッケージ」を中心としたパーツが装着されている。

Nアタックとはニュルブリンクアタックのことで、GT-Rは2013年9月30日、ミハエル・クルム選手のドライブによりニュルブルクリンクサーキットにおいて、7分8秒679という、それまでGT-R自身が持つベストラップを一気に10秒以上短縮するタイムを樹立している。

今回の試乗車は、この2013年のニュルブリンクサーキットを走った際の仕様とほぼ同一のもの。リヤシートはレスとなる2名定員。タイヤについてもGT-R NISMO専用タイヤのダンロップGT600が履かされていた。

N アタックパッケージのフルキットとなるAキットは820万円(車両代別)、リヤシートフィニッシャー、リヤカーボンバルクヘッドなどがレスとなるBキットは420万円(車両代別)となっている。

試乗する前にニスモのメカニックからは「タイヤが浅溝だから川(道路を横断する水の筋のこと)に乗ると一気にイキますよ」とクギをさされたうえで試乗に出る。走り出すと、その動きはレーシングカーそのもの。

完ぺきなサーキットマシンのように整った路面を走る専用のセッティングではないため、まだサスペションの動きには優しさが若干残るが、ヘルメット被ってエスケープゾーンのあるコースを思いっきり走ったら気持ちよさそう。ウエットのターンパイクでこれを走らせるのは、あまりにリスキーなマシンであった。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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