THS-Mは、アイドリングストップの積極的な活用と、エネルギー回生を可能とした車両電源の高効率化を目指したシステムです。
特徴は、オルタネーター(交流発電機)に替えて、モーター/発電機兼用の高性能モーターを装備しています。また、通常の12Vに加え、36V鉛バッテリーを駆動用に採用したことです。
電圧を高くすると、少ない電流で電気機器を稼動させることができ、省エネとなります。たとえば、アイドリングストップ中にもエアコンを稼動しやすくする電力の余力が得られます。
また、高い電圧を使えば、エンジンのスタータモーターを瞬間的に力強く回すことができ、アイドリングストップ後の始動性をよくすることができます。 |
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