---- これまでのインターナビは、やはり「先進的な渋滞情報サービス」が強かった。しかし、2005年以降でみますと気象情報から始まって安全分野にも実は力を入れていて、今年はリアルタイル地図更新にも踏み込んだ。ドライバー支援は渋滞情報だけじゃない、もっと総合的なものだという方向性が、かなり打ち出されてきたと感じます。
今井さんが先鞭をつけた渋滞情報サービス分野は、他社もかなりキャッチアップしましたが、インターナビはその先に進んだという印象ですだ。
今井 そういっていただけるとうれしいですね。ホンダは次のステージを、もう歩んでいます。
---- それでいて「ドライバー支援であり、クルマの一部を作る」という基本コンセプトがまったくブレていない。新型フィットから始まる次のステージが、いち早くホンダ車全体に広がることに期待しています。
本日はどうもありがとうございました。
《インタビュアー:神尾寿(通信・ITSジャーナリスト)》
《写真:石田真一》
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1954年生まれ。1976年ホンダ入社後ドライブコンピュータ、メッカコンパスの開発。1988年からナビゲーションシステムの開発。1990年世界初、デジタルマップマッチングナビゲーションシステムリリース。1996年北米でナビゲーションリリース。ファクトリーオプションとして世界初。1997年インターネット対応、ふらつき検知警報ナビゲーションシステム世界初リリース。2002年インターナビ・プレミアムクラブリリース。2003年よりインターナビ推進室室長。
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通信・ITSジャーナリスト。IT雑誌契約ライターを経て、大手携帯電話会社の業務委託でデータ通信ビジネスのコンサルティングを行う。1999年にジャーナリストとして独立。通信分野全般に通じ、移動体通信とITSを中核に通信が関わる分野全般を、インフラからハードウェア、コンテンツ、ユーザーのニーズとカルチャーまでクロスオーバーで見ている。レスポンス特約記者およびレスポンスビジネスユニットの客員研究員も努める。記事執筆先は、レスポンスのほか、朝日新聞社、日経BP社、世界文化社、徳間書店などの専門誌および一般誌。著書は『自動車ITS革命』など。その他講演多数。
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