---- 今回、新型フィット向けインターナビから投入されるインターナビの新サービス「主要道リアルタイム地図更新」が、"デジタル地図"の部分を拡充するサービスですね。
今井 ええ。実は今年から道路ネットワーク上、重要な道が開通ラッシュを迎えていくのですよ。先には圏央道と中央道接続区間の開通がありましたが、これから2012年まで毎年のペースで新規ICが開いていく。最終的に圏央道が"完成"するのは2015年です。また、今年12月には首都高速新宿線が開通し、2009年には(東名高速と接続する)渋谷線と繋がる。
高速道路が延伸したとかならば影響は小さいのですけれど、これから続出する主要道路の開通ラッシュは、完全に"交通量"が変わってしまうものです。道路ネットワークの大きな改変なのです。
---- 「地図が古くなる」というのは、これまでもカーナビの課題でしたが、それが実際の使い勝手に及ぼす影響が今までより大きくなるわけですね。
今井 地図に新規開設ルートがない、特に道路ネットワークの大きな変化に対応していないというのは、その道路が「道案内されない」だけではないですからね。渋滞情報や渋滞予測にまで大きな影響を及ぼします。
---- 確かにそうですね。実は私の実家が(6月23日に開通した)圏央道の「八王子西IC」のすぐ近くなのですが、私のカーナビはこの地図を持たないので、当然ながら"最も近いルート"なのに案内できない。しかも、実際に走ってみると、八王子西ICまでの高速道路だけでなく、付近の一般道までクルマの流れが明らかに変化していました。道路ネットワークが大きく変わると、ルートだけではなく、"渋滞"も変化してしまう。圏央道でも実感できるほどの変化があったのですから、首都高速道路新宿線の開通が本格化したら、道路環境の変化は著しいものになりそうです。
《インタビュアー:神尾寿(通信・ITSジャーナリスト)》
《写真:石田真一》
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