 |
|
 |
――日産の「顔」はゴーン社長ですが、これからは志賀さんも、もうひとつの顔となりますね。
志賀 ゴーン社長の顔のある部分を私が担うのは、荷が勝ち過ぎるなと、正直、プレッシャーを感じています。私自身は分担するところを明確に決めているし、その立場としてのバリューを発揮できるよう心の準備をしているところです。企業の顔は、ある意味コーポレートメッセージでもあり、ブランドにも影響を与えるので、今までにない緊張感をもっています。最近はネクタイやワイシャツの柄まで気にするようになってきました(笑)。
(ルノーと提携した)1999年から日産はブランドアイデンティティを重視してきました。それまでは「顔のない日産」とも言われましたが、ゴーン社長によって、しっかりした顔ができた。大胆かつ思慮深く、そして変革にチャレンジしていくといったものです。そのアイデンティティに沿った顔でありたいと考えていますし、日産を愛してくれるお客様に受け入れていただくよう意識していきたいですね。
取材・構成:池原照雄(経済ジャーナリスト)
写真:竹内征二
|
 |
日産自動車 |
 |
 |
Page: 1 of 5 |
|
|
 |
|
 |