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〜検証テスト その3〜
旬のライブ情報をキャッチ |
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一部モデルで操作ステップ数が多かったものの、天気予報の情報取得は割とスムーズにいった。それでは目的地周辺のイベント情報を取得するという作業ではどうだろうか。ある程度フォーマットが定まっている天気予報とは違い、カーナビがアクセスする情報サイト自体の出来によっても左右されるはずだが……。


意外にも……というか、事前の予想を覆すかのごとく善戦したのはパイオニア『AirNavi』だった。「ぴあ遊園地インフォ」を利用した東京ディズニーランドの情報取得では9ステップを要したものの、情報取得時間は最短の21秒で済んでいる。
これが同じ東京ディズニーランドでも、トヨタ『セルシオ』に装備された『G-BOOK』対応カーナビを使った「マップルイベントガイド」による検索では14ステップ、所要時間も70秒を要している。G-BOOKカーナビは、全体的に見ても検索結果表示に至るまでのステップ数が多めだが、その中でも鈴鹿サーキットのイベント検索ではじつに24ステップ、191秒も要している。三重県の検索リストの中で鈴鹿市が最後の12ページ目にあり、リストを呼び出すまでの時間を要したというハンデもあるが、ちょっとした検索に3分を超える時間が掛かってしまった。
日産『ティアナ』の『カーウイングス』対応カーナビ、ホンダ『アコード』の『インターナビ・プレミアムクラブ』対応カーナビについては、前者が5ステップで57〜63秒、後者が7ステップで42〜59秒となる。ステップ数から見ても、検索に要する時間から見ても、この程度が許容範囲ではなかろうか。検索に時間を要するのであれば、急いでいるときほど使わなくなる。そして一度でも「面倒だ」と思ってしまえば、人間というのはそれを積極的に使おうとは思わない。せっかくのカーテレマティクス機能もこうした理由で徐々に使われなくなってしまうのなら非常に残念なことだ。
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目的地 |
所要時間 |
ステップ数 |
トヨタ セルシオ G-BOOK |
東京ディズニーランド |
70.0 秒 |
14 ステップ |
グランベリーモール |
118.0 秒 |
18 ステップ |
鈴鹿サーキット |
191.0 秒 |
24 ステップ |
日産 ティアナ CARWINGS |
東京ディズニーランド |
59.0 秒 |
5 ステップ |
グランベリーモール |
63.0 秒 |
5 ステップ |
鈴鹿サーキット |
57.0 秒 |
5 ステップ |
ホンダ アコード Internavi |
東京ディズニーランド |
59.0 秒 |
7 ステップ |
グランベリーモール |
53.0 秒 |
7 ステップ |
鈴鹿サーキット |
42.0 秒 |
7 ステップ |
日産 マーチ AriNavi |
東京ディズニーランド |
21.0 秒 |
9 ステップ |
グランベリーモール |
41.0 秒 |
9 ステップ |
鈴鹿サーキット |
39.0 秒 |
9 ステップ |
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