日野自動車は8日、トヨタにOEM供給しているトラック『ダイナ200』、『ダイナ300』『トヨエースG25』、『トヨエースG35』計4車種のスタビライザに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2003年10月21日 - 2006年4月28日に製作された989台。
スタビライザを車台に固定するリンク機構のブッシュの寸法が不適切なため、フロントサスペンションが上下する際に、リンク機構に過大な応力が発生し、2か所のリンク機構が折損してスタビライザが落下するおそれがある。
全車両、ブッシュを対策品に交換するとともに、ブラケットを対策品または新品に交換する。不具合発生件数は3件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。