【ユーロNCAP】日産とトヨタの問題点を指摘

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ヨーロッパ各国の交通関連当局などによって構成されるユーロNCAP(European New Car Assessment Programme)は28日、4車種の衝突安全性評価を発表した。このうち、日産『ノート』とトヨタ『RAV4』について、それぞれ問題点が指摘された。

まず、日産『ノート』では、側面衝突のテストの際に、イソフィックス方式のチャイルドシート取り付け用金具が壊れてしまった。

日産では、この問題の原因について、「初期のロットの一部に、溶接が適切でなかったものがあったため」として、対策を施した上で、再びテストが行われた。日産では、すでに販売されている『ノート』については、リコールを行う予定であることを、ユーロNCAPに伝えている。

一方、トヨタ『RAV4』では、正面衝突のテストの際にエアバッグが遅れて膨らむ、という問題が指摘された。これは、エアバッグのセンサーに接続されたケーブルが、衝突時のショックで外れてしまうことが原因であることがわかった。

トヨタでは、ケーブルの配線の位置を替えることで対処し、 2回目の正面衝突のテストでは、適切なタイミングでエアバッグが発火した。ただし、トヨタは、すでに販売されている『RAV4』については、修正を施す意図は無いことをユーロNCAPに伝えている。

ユーロNCAP結果(7月28日発表)
乗:乗員保護安全性/子:子供保護安全性/歩:対歩行者安全性

日産『ノート』
乗★★★★/子★★★/歩★★

トヨタ『RAV4』
乗★★★★/子★★★★/歩★★★

シボレー『カロス』
乗★★★/子★★★/歩★★

ランドローバー『ディスカバリーIII』
乗★★★★/子★★★★/歩★

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