中央環境審議会(環境相の諮問機関)自動車排出ガス総合対策小委員会が8日開かれ、年内をメドに最終とりまとめを行う方針を確認した。同委員会は自動車NOx・PM法の見直しを議論しており、なかでも東京都などのように対策地域内の運行禁止など、新たな『流入規制策』を行うかどうかに注目が集まっている。環境省や国土交通省は、レーザー光線などを使った電子排ガス測定技術の開発を着々と進めており、今後の審議状況に運輸業界が気を揉む場面が増えそうだ。