【先行インプレ】クラリオンの iPod 連携DVDユニット

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●既存モデルから小変更で

先日、クラリオンから『iPod』連携機能が付いたDVDヘッドユニットが発表された。本機は北米向けで、05年1月6日よりラスベガスで開催されるCESにおいてお披露目され、2月にも発売される予定だ。それに先駆け実機に触れる機会を得たので、詳細をお伝えする。

この機種は1DINサイズの7インチタッチパネルディスプレー付きDVDヘッドユニットで、機種名は既報通り『VRX755VD』となる。これは『VRX745VD』をベースに多少のオーディオ系回路を見直したものであるが、もっとも大きな変更点がこのiPod用端子の搭載というわけだ。

実は日本市場向けにも『VRX745VD』が存在するが、北米向けとは仕様に若干違いがある。それは、北米仕様ではTVチューナーが内蔵されていないこと、カーナビなどを接続するためのRGB入力端子を備えていないことの2点。

TVチューナーが搭載されていないのは、北米ではフロントで動画を見ることを禁じている州が多いことがその最大の理由。RGB入力端子もカーナビがほとんど普及していない北米ではそれが必要とされていない。よって、国内仕様ではRGB端子がある場所が、北米仕様ではそこをカバーして出荷されているというわけである。

そんな状況の下、iPodを接続する端子は、そのカバーされている部分に用意された。つまり、日本仕様で存在していたRGB端子に代えてiPod用端子を備えたというわけだ。

クラリオン製オーディオをコントロールするための「CeNET」はそのまま活かされており、これによって、CDチェンジャーなどの周辺機器を接続しながら、iPodを追加したシステムの展開ができる。

VRX755VDとiPodはクラリオンから別売される専用コネクタで結ばれるから、背面のコネクタ端子にあらかじめ接続しておいて、必要に応じてiPodをこのコネクタに接続して使えるのだ。

●既存モデルから小変更で
●見慣れた画面、予想以上のフィーリング
●クラリオン考案のインターフェイスがいい
●日本投入への障害と実現のタイミング

《会田肇》

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