トヨタ自動車は20日、『クラウン』、『マークII』など72万台あまりのステアリングギアボックスに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。95年3月から99年2月までに生産されたクラウン、マークII、『クレスタ』、『チェイサー』の合わせて72万4419台。
ステアリングギアボックスをクロスメンバに固定するブラケットのうち、右側接合部の溶接に不適切なものがあるため、据え切りなどを頻繁に繰り返すと溶接部が損傷し、最悪の場合、確実な操舵ができなくなるおそれ。全車両、ブラケットを点検し、不適切なものはクロスメンバを良品と交換する。