国土交通省は31日、大型トラック・バス(車両総重量2.5トン超)の燃費評価方法をまとめた。車体が大きく、シャシーダイナモに載りづらいことや、架装によって車種が非常に多いことなどを配慮し、3.5トン超の車両についてはコンピューター上で車両を仮想走行させて燃費を割り出す手法を初めて採用した。
走行モードは、都市内に加え、東京〜大阪間などを考慮した『都市間モード』の2つを設定する。大型トラックの燃費評価手法はこれまでなく、国交省は、評価案をもとに省エネ法に基づく燃費基準を作ることも検討する。
ちなみに、大型トラックの燃費は2−3km/リットル台と言われる。