日産自動車の米国法人、北米日産は9月9日、『ローグ』の2017年モデルを公式発表した。
現行ローグは2世代目モデル。初代は独自デザインだったが、2013年9月に発表された2世代目は、『エクストレイル』の兄弟車として、米国でデビューした。ルノー日産が共同開発したコモン・モジュール・ファミリー(CMF)のプラットフォームを、初めて採用する。
現行ローグが今回、デビューから3年を経て、初の大幅改良を実施。2017年モデルでは、内外装がリフレッシュされ、日産の米国最量販SUVの地位を、さらに強固なものにすることを目指す。
外観は、フロントマスクを中心に変更を受けた。新デザインの「Vモーション」グリルが装着され、表情を一新する。リアは、テールライトが「LEDブーメラン」仕様に。新デザインのアルミホイールが、足元を引き締めた。
インテリアは、フロントのセンターコンソールのデザインを見直し。ステアリングホイールは、D形の新デザイン。シート生地やトリムフィニッシャーも変更され、質感を引き上げる。
エンジンは、2.5リットル直列4気筒ガソリンを継続。最大出力170hp、最大トルク24.2kgmを発生する。トランスミッションは、エクストロニックCVTを組み合わせている。