デザインから感性へ『エクストレイル AUTECH』の革新的なアプローチが魅せるクルマ愛

性能や機能だけでは図れない特別な“何か”をもったSUV

美しい20インチホイールと「ミシュラン PRIMACY4」の絶妙なマッチング

「カスピアンブルー / ダイヤモンドブラック 2トーン」のAUTECH専用ボディーカラー

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日産『エクストレイル AUTECH』
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クルマが“家電化”していると言われる。自動車が性能や機能、価格だけで選ばれる“モノ”になっているという意味だ。「最近のクルマってなんだか似たり寄ったりだよね…」と感じているユーザーも多いだろう。

それは自動車という工業製品が成熟していくなかで、仕方ないことなのかもしれない。でも僕らクルマ好きは今も自動車に夢や憧れを持ちたいと思っている。それぞれのクルマに込められた作り手の思いや情熱を感じ、ワクワクしたいのだ。性能や機能はもちろん大事だがそれだけでは図れない特別な“何か”がほしいと。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

今回は日産『エクストレイル AUTECH』というクルマに触れて、そんな気持ちを思い出した。クルマは紛れもなく日産のSUV『エクストレイル』なのだが、何かが違う。クルマの随所につくり手の“こだわり”が込められている。「このクルマは特別なんだ」と、ユーザーがプライドと愛着を感じられるようなクルマだった。

美しいデザインの20インチホイールがもたらす、クラスを越える上質感

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

エクストレイル AUTECHと対面したのは、日産自動車が1968年から40年以上にわたり本社を置いていた、銀座の街角。鮮やかな「カスピアンブルー」のボディカラーとフロントに輝く青いLEDのおかげで、見た瞬間それがエクストレイル AUTECHだとわかった。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

ぱっと目を惹かれたのはホイールだ。標準のエクストレイルより明らかにサイズが大きい。AUTECHの「A」をモチーフにしたスポークが放射状に配された20インチホイールは繊細かつ力強い造形で、このクルマに特別な印象を与えている。ファッションと同じで、足元が決まっているとクルマ全体の格が上がって見える。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

加えて、クルマにどっしりとした落ち着きと、同時に華やかさを添えているのが、ボディのフロント/リアに備わるメタル調フィニッシュのプロテクターだ。ボディの保護や安全性を考慮した樹脂製パーツなのだが、まるで金属のような質感と輝きで、車体のプロポーションをギュッと引き締めている。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

エクストレイルは初代から「タフギア」を謳ってきた本格SUVだが、4代目となる現行モデルはデザインも中身もぐっと都会的なクルマになった。日産のサブブランドである「AUTECH」の役割は、そこに特別なスパイスを効かせて「プレミアムスポーティ」に仕立てることだ。

外観デザインにおいて、それは成功していると感じる。前述したようにクルマに特別な“何か”は欲しいけれど、とはいえ悪目立ちしてしまうような“やり過ぎ”はイヤだ。その点、エクストレイル AUTECHはとても「程がよい」感じがして好印象を持った。

湘南の空と海をイメージした"AUTECH”ブルーを纏った内外装

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

銀座の街並みに溶け込んだエクストレイル AUTECHに乗り込み、その走りを確かめるべく走り出した。エクストレイル AUTECHで向かったのは、伊豆の海を望むバケーションハウス。東名高速、小田原厚木道路を経由して、都心からは2時間半ほど。週末の小旅行やワーケーションなどにちょうどいい距離感だ。

小田原厚木道路の終点、小田原からは海沿いの道を走る。実は「AUTECH」と“海”は特別な関係がある。ブランドのアイコニックカラーであるブルーは、AUTECHブランド発祥の地、湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」を表している。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

クロームの細かなドットが配されたフロントグリルは光を反射してきらめく海面を、ホイールデザインは水中に差し込む放射状の光を、ボディまわりのシルバーパーツは浜辺に打ち寄せる白波を表現しているという。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

海へのオマージュは室内にもおよぶ。標準のエクストレイルにはないブラックで統一された本革のインテリアはシックで上質な雰囲気を醸し出すが、そこにブルーの「AUTECH」の刺繍とステッチを施すことで、重くなり過ぎず、絶妙な明るさとカジュアルさを感じさせる空間に仕立てられている。

この日はドライブには絶好の晴天だった。ウィンドウ越しに、湘南の海がきらきらと輝いている。深く鮮やかなブルーを纏ったエクストレイル AUTECHは、春の日差しを受けて海岸線を走り抜けていく。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

カーブが連続する海沿いの道を、エクストレイル AUTECHは軽快に走る。ハンドル操作に対する応答性がとてもよく、ときどき現れる荒れた路面もしなやかにいなしてくれる。20インチの大径ホイール、255/45R20というタイヤサイズから、もう少し硬めの乗り心地かなと思っていたのだが、想像よりずっと柔らかくロードノイズも少ない。

標準車とは異なる、ミシュラン「プライマシー4」というタイヤを装着している恩恵だろう。プライマシー4は乗り心地、静粛性、ウェット性能などのバランスを重視したコンフォート系のタイヤだ。大径化のネガをしっかりと打ち消し、より上質な乗り味を生んでいる。

心地よく快適な走り、カーライフを豊かにするホスピタリティ

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

エクストレイルのパワーユニットは、エンジンで発電し電気モーターでタイヤを駆動する日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER(第2世代)」を採用している。ガソリン車と電気自動車の“いいとこ取り”をしたようなこのシステムは、発進から高速巡航にいたるまで、すべての速度域で継ぎ目のない加速感を味わうことができる。「e-Pedal」モードを選べば、加速と減速をアクセルのオン/オフで自在にコントロールできるワンペダル感覚のドライブも可能だ。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

湯河原、熱海、伊東と伊豆半島の東海岸沿いを走り、目的地のバケーションハウスはもうすぐだ。伊東の先で国道を逸れ、勾配のきつい山道を上っていく。こんな場面では、前後2つのモーターで4輪の駆動力や制動力を統合制御する4WDシステム「e-4ORCE」のメリットを感じる。あらゆる路面で逞しいグリップ力を発揮してくれるのはもちろん、加減速やカーブで車体が前後左右に揺れるのを抑えてくれるのだ。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

到着したバケーションハウスは、高台から海を見下ろす、気持ちのいいロケーションだった。紺碧の海の向こうに、遠く房総半島まで望むことができる。

クルマを止めて、ハッチゲートを開ける。じつは今日の目的地で試してみたいことがあった。そのために積んできた“道具”を取り出す。コーヒーを淹れるための電気ケトルだ。エクストレイルの荷室にはAC100V・1500Wのコンセントがあり、家電などを使うことができる。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

ケトルで沸かしたお湯でコーヒーを淹れ、リアハッチに腰をかけて飲む。オーシャンビューの即席“エクストレイル AUTECH CAFE”だ。ほんのちょっとした遊びだけれど、贅沢な気分に浸ることができる。

日産『エクストレイル AUTECH』日産『エクストレイル AUTECH』

ここまで快適に心地よく運んでくれたブルーのエクストレイル AUTECHが、なんだか愛しく思える。都心から伊豆へのショートトリップで、クルマのつくり手が「こんなふうに付き合ってほしい」と込めた想いが、確かに伝わってきたような気がした。

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《河西啓介》

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