日産自動車の米国における主力小型セダン、『セントラ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、セントラに関するリコールの届け出を受けた、と発表している。
今回のリコールは、エンジン系統の不具合が原因。NHTSAによると、セントラのエンジンルーム内の配線が、エンジンコンピュータと正しく接続されていない可能性があり、エンジンが始動しない、または走行中にエンジンが停止するおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2016年モデルのセントラ。2016年4月中旬から、4月下旬にかけて生産され、米国で販売された1522台がリコールに該当する。
北米日産では、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、エンジンルームの配線の接続ピンを交換するリコール作業を行う。