トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は3月17日、米国で3月23日に開幕するニューヨークモーターショー16において、『カローラiM』を初公開すると発表した。
トヨタは2月3日、米国の若者向けブランド、サイオンの廃止を発表。これに伴い、サイオン『iM』(日本名:トヨタ『オーリス』)が、2017年モデルからトヨタブランドに移行することになった。ニューヨークモーターショー16では、サイオンiMがトヨタの『カローラ』ファミリーに編入され、カローラiMとして初公開される。
サイオンiMは1年前のニューヨークモーターショー15で市販モデルがデビュー。2014年3月、ジュネーブモーターショー15で発表された改良新型オーリスをベースとした。
エンジンは、バルブマチック仕様の1.8リットル直列4気筒ガソリン。最大出力137hpを発生する。トランスミッションは6速MTが標準。オプションで「CVTi-S」が選択できる。
サイオンブランドとしてのiMは、わずか1年で終了。今後はトヨタのカローラファミリーの一員として、米国トヨタのコンパクトカーのラインナップ強化に貢献していくことになる。