【新聞ウォッチ】ディーゼルNOx走行調査、マツダ除くトヨタ、日産、三菱の4車種が基準超過

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トヨタ ランドクルーザープラド のディーゼルエンジン
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2016年3月4日付

●温室ガス家庭4割減、30年度計画。革新技術を開発、車の軽量化など(読売・1面)

●スズキ、161万台をリコール(毎日・30面)

●トヨタ、リコール拡大、レクサスなど世界33万台(産経・10面)

●ディーゼル車、国産4車種排ガス超過、NOx走行調査、基準の2~10倍、不正ソフト「なし」(東京・1面)

●社説、トヨタと春闘、格差是正の取り組みは(東京・5面)

●横浜でボートショー開幕(東京・7面)

●中国新車販売、日産は13%減、2月(日経・15面)


ひとくちコメント

独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題を受け、国土交通省などが一般道や高速道で実施した国産のディーゼル車(乗用車と貨物車)の走行調査の結果が明らかになった。

きょうの東京が1面トップで大きく報じたほか、毎日、産経、日経なども取り上げている。それによると、国内のメーカーでVWと同じような不正がないかを検査した結果、分析を終えた6つの車種には不正ソフトはなく問題がなかったという。ところが、国内3社の4車種が室内で車体を台上に固定して実施する現行の認証試験では基準を満たしていたが、路上走行では、排ガス基準を2~10倍程度上回る窒素酸化物(NOx)を排出していたそうだ。

路上走行の検査を行った対象車種は、トヨタ自動車の『ランドクルーザープラド』『ハイエース』、日産自動車の『エクストレイル』、マツダの『CX-5』『デミオ』、三菱自動車の『デリカD:5』のディーゼル車計6台。2015年12月~この2月の間に調査したという。

その結果、NOx削減装置以外に、エンジン内の燃料の燃焼段階でNOxを減らす独自技術を搭載しているマツダの2車種は走行中でも屋内基準の水準をおおむねクリアしていたが、トヨタ、日産、三菱自動車の計4車種は基準を2~10倍も上回ったという。

走行時の排出基準がないため違反ではないが「国交省などは今後、走行中の基準も作り、規制に乗り出す方針」(毎日)としている。このため、マツダ以外のメーカーは国の規制強化に対応するための改善を迫られることもある。
《福田俊之》

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