サイオンのスポーティクーペ「tC」、ブランド廃止で生産終了へ

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サイオン tC の2014年モデル
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トヨタ自動車が2月3日に発表した米国の若者向けブランド、「サイオン」の廃止。これに伴い、サイオンの一部車種が生産を終了する。

生産を終了するのは、サイオンの2ドアクーペ、『tC』。tCは、サイオンのFFスポーティクーペ。トヨタ『セリカ』の顧客の受け皿となる北米専用クーペとして、2004年に発売された。エンジンは、2.4リットル直列4気筒ガソリンで、最大出力161ps。

2代目サイオンtCは2010年3月、ニューヨークモーターショー10で発表。初代よりもスポーティなキャラクターを鮮明にした。その代表例が、ヘルメットにヒントを得たキャビン形状。独特のウィンドウグラフィックスが、個性を放っていた。

2013年3月、ニューヨークモーターショー13では、サイオンtCの2014年モデルが登場。現行型のデビューから3年が経過して、初の大幅改良を受けた。2014年モデルのハイライトが、一新されたフロントマスク。グリル、ヘッドライト、ボンネット、バンパーを大胆に変更。トヨタのFRスポーツカー、『86』は、米国ではサイオン『FR-S』として販売中だが、このFR-Sをモチーフにしたフロントマスクを、2014年モデルは採用した。

このサイオンtCが、ブランド廃止に伴い、最後の特別仕様車を発売した後、2016年8月に生産を終了する予定。およそ12年の歴史に幕を下ろすことになる。

トヨタの米国法人、米国トヨタ販売は、「サイオンtCの顧客の平均年齢は29歳。米国自動車業界内で最も若い」とコメントしている。
《森脇稔》

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