国土交通省は、羽田空港の機能強化に関する説明会の第2フェーズに入ると発表した。
国交省では、羽田空港機能強化方策の具体化に向け、より多くの住民に理解してもらうため、2つのフェーズに分けて住民への説明会を開催していく。第1フェーズの説明会については、関係自治体の協力も得ながら、7月から9月にかけて開催した。
説明会は7月21日から9月15日(のべ48日間)に東京都、神奈川県、埼玉県の16会場で、オープンハウス型で開催し、約6000人が来場した。機能強化の必要性や実現方策などを中心に説明するとともに、住民の意見、質問、懸念などを聞いて10月15日までに総数約5900件の意見を集めた。
第2フェーズの説明会は、関係自治体と調整した上で開催会場・日時を決定した。第2フェーズでは、第1フェーズで寄せられた意見を踏まえ、主な課題について深堀りを行うなど、住民と多様な手法で双方向対話を継続する。その上で、2016年夏までに、環境影響に配慮した方策を策定していく予定。双方向対話の内容、進捗については、引き続き特設ホームページ、ニュースレターを通じて発信する。