日産自動車の米国法人、北米日産は11月3日、10月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、10月の新記録となる10万3117台。前年同月比は13.3%増と、13か月連続で前年実績を上回った。
日産ブランドは、10月の記録を更新する9万4072台で、前年同月比は14.9%増。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が、2万3544台。前年同月比は8.1%増と、3か月連続のプラスとなった。『セントラ』は1万3129台を売り上げ、前年同月比は56.3%増と、大幅増を維持。『ヴァーサ』は、1万1097台を販売。前年同月比は28.6%増と、引き続き好調。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、1万4685台を販売。前年同月比は13.7%増と、3か月連続で増加。小型ピックアップトラックの『フロンティア』も、25.3%増の6568台と売れている。
インフィニティブランドは、前年同月比1.2%減の9045台と、3か月連続で減少。好調なのは『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)。10月は前年同月比16%増の2964台を登録し、同ブランドの最量販車に。SUVの『QX60』も、前年同月比5%増の2285台と、2か月連続で増加した。
日産自動車の2014年1-10月米国新車販売は、前年同期比13%増の116万6389台。同社は2013年、米国で前年比9.4%増の124万8420台を販売している。