【モスクワモーターショー14】ルノースポール、「R.S.01」発表…NISMO製500hpエンジンは GT-R 譲り

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ルノースポール R.S.01
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フランスの自動車大手、ルノーのモータースポーツ&高性能車部門、ルノースポールは8月27日、モスクワモーターショー14でルノースポール『R.S.01』をワールドプレミアした。会場では、同車のパワートレインに注目が集まった。

ルノースポールはワンメークレース、「ザ・ワールド・シリーズbyルノー」を開催中。モスクワモーターショー14で初公開されたルノースポールR.S.01は、2015年シーズンの「ザ・ワールド・シリーズbyルノー」参戦マシン。

パワートレインは、ルノーと提携関係にある日産自動車のNISMO(ニスモ)が開発したエンジンが搭載される。最大出力は500hp以上。また、シャシーは、ダラーラ製のカーボンモノコック。トランスミッションはSadev製の7速シーケンシャル。タイヤはミシュランの専用品を履く。車両重量は1100kgに抑えられる。

8月27日、モスクワモーターショー14の会場では、ルノースポールR.S.01の実車を初公開すると同時に、パワートレインの詳細を公表した。

注目は、NISMO製エンジンの正体。日産『GT-R』用の3.8リットルV型6気筒ツインターボがベースと告げられた。最大出力は500hp以上で、最大トルクは61.2kgm以上。GT-R用ユニットに対して、ドライサンプ化やターボのブースト圧の引き上げが図られた。また、カーボンモノコック構造は、2014年のLMP1規定を満たす安全性が確保される。

ルノースポールは、「最高速は300km/h以上。パフォーマンスは、GT3カテゴリーとDTM(ドイツツーリングカー選手権)の間」とコメントしている。

《森脇稔》

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