山梨リニア実験線の体験乗車、11・12月に開催…7年ぶり

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旧試験車のMLX01で試乗会が行われていた頃の山梨リニア実験線(2004年7月)。7年ぶりとなる今回の体験乗車は有料になる。
  • 旧試験車のMLX01で試乗会が行われていた頃の山梨リニア実験線(2004年7月)。7年ぶりとなる今回の体験乗車は有料になる。
  • 中央新幹線の営業用車両として開発されたL0系。今回の体験乗車はL0系に乗車することになる。

JR東海は8月28日、山梨リニア実験線の試乗会「超電導リニア体験乗車」を実施すると発表した。本年度の第1回分は11月と12月に行う。

山梨リニア実験線は、山梨県上野原市から笛吹市までの42.8kmに整備された、超電導磁気浮上式鉄道(超電導リニア)の実験線。将来的には中央新幹線の線路の一部になる。1997年から先行区間の18.4kmで本格的な走行試験が始まり、2013年からは全体区間42.8kmでの走行試験も始まった。

1998年からは一般向けの無料試乗会が行われていたが、全体区間の工事と技術開発に専念するため2007年に終了していた。7年ぶりとなる今回は「体験乗車」と題し、有料での開催になる。

本年度第1回分の開催日は11月13・14・18・19日と12月4・5・9・10日。各日とも3回実施し、集合から解散までの時間は約2時間になる。集合時刻は第1便(11時05分発)が10時30分、第2便(13時35分発)が13時00分、第3便(15時05分)が14時30分。集合場所は山梨実験センター(都留市)で、中央本線大月駅から路線バスでアクセスできる。

料金は1区画(2席)が4320円、2区画(4席)が8640円。各日各回50区画(100席)を提供し、一人あたり最大2区画まで申し込むことができる。申込みはJR東海の超電導リニア特設サイトなどで受けつける。募集期間は9月11日10時から30日23時59分まで。

《草町義和》

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