万葉線、「電車まつり」で鉄道総研ハイブリッド電車を公開…7月21日

鉄道 企業動向

万葉線株式会社は、例年6月の「路面電車の日」に開催している「万葉線電車まつり」を、今年は7月21日に行う。開催時間は10時30分~15時で、万葉線グッズの販売や「ミニドラえもんトラム」の運転が行われる。

今回は鉄道総合技術研究所(鉄道総研)が開発した、架線・バッテリー駆動のLH02形ハイブリッド電車「Hi-tram(ハイトラム)」の試験走行(7月21日~8月13日)も絡めて実施する。7月21日の10時~10時35分に万葉線高岡駅でHi-tramの発車式を開催し、同車は午後に米島口の万葉線本社へ移動。「万葉線電車まつり」で写真撮影会用に展示される。

これに伴い7月22日から8月13日までHi-tramの試乗会が、8月2日には鉄道技術講演会が行われる。試乗会のダイヤは、午前中が高岡駅9時32分発~米島口10時05分発~越ノ潟10時54分発~米島口11時31分発~高岡駅、午後が高岡駅13時02分発~米島口13時35分発~越ノ潟14時24分発~米島口15時01分発~高岡駅。午前中の便は期間中、8月2日を除いて毎日運転されるが、午後の便は7月26日と8月2・3・9・10日のみの運転となる。試乗会の参加申込みは既に締め切られている。

鉄道技術講演会は10~12時に高岡商工ビル(万葉線広小路停留所下車)で開催。内容は10時~10時45分に行われる第一部が「ハイブリッドLRVの概要・動向とHi-tram(ハイ!トラム)の実績」(講師・小笠正道)、11時~11時45分に行われる第二部が「ハイブリッドトラム縦横無尽~未来の高岡・射水の鉄道ネットワークを空想する」(講師・土屋武之)の予定だ。

《草町義和》

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