【三菱 eK スペース 発売】春の伊豆半島へ300kmロングドライブ…走り、快適性、実用性は?

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三菱・eKスペース 300kmロングドライブ
  • 三菱・eKスペース 300kmロングドライブ
  • 東名高速で一路静岡を目指します
  • 99%UVカットガラスで紫外線対策も完璧
  • すぐ手にできるオープントレイが便利
  • オープントレイ
  • ダッシュボードにも収納BOXあり
  • ダッシュボードの収納BOX
  • 飲み物やお菓子もおける、助手席シートバックテーブル

軽自動車が売れている!ずいぶん前から言われていることではありますが、改めて自動車販売台数を調べてみたところ、昨年からあいも変わらず、約40%を軽自動車が占めるほどの絶好調ぶりが続いていました。

その軽自動車の中でも、最近特に好調なのが、ハイトワゴン系。中でもスーパーハイトワゴン(モアスペース)と呼ばれる、背高サイズのものが人気沸騰中です。ちなみに今年に入ってからの内訳(とはいえ1~2月の内訳ではありますが)を見てみると約45%を占め、ベスト10に5台がランクイン。軽自動車の中では価格が高いカテゴリーにもかかわらず、この人気っぷりはどこから来るのか…?その実力のほどを体感しに行こうと、激戦スーパーハイトワゴンの最新作、三菱『eKスペース』の「カスタムT」で東京都心から静岡県の伊東市まで約300kmのロングドライブに出かけてみました。

紫外線対策に強いミカタ

ドライブ当日は、もう春なんだなぁということをしっかり感じさせてくれる、いいお天気! 晴れ女の面目躍如であります。ジリジリと肌を焦がす夏にはまだまだ早いけれど、実はこの時期から急激な勢いで紫外線量が増えてくるんですよね。私が子供の頃は、どれだけ肌が黒くなったかを競い合ったものですが、いまや幼児だって日焼け止めを塗る時代。アラフォーの私なんてもう、1年中紫外線対策したっていいくらいです。とはいえ、日焼け止めを塗るのって、意外と面倒なんですよね。塗った後によく手を洗わないと、ハンドルやシフトレバーが真っ白になっちゃうし、かといってしっかり手を洗うと、手の甲の日焼け止めは取れちゃうし。日焼け止めお風呂にドボンとつかれば、完全コーティング~、なんて時代が早くくればいいなんて秘かに思っているのですが、それはまぁ夢のお話…。

ところがeKスペースには、この夢の完全コーティング機能がついているんですよ! フロントガラスは合わせガラスだから100%紫外線カットだとして、左右のフロントウインドウガラスも99%紫外線カットのスーパーUVカットガラスを採用。つまり、eKスペースの中に居れば、日焼け止めお風呂で完全コーティングしたも同然というわけなんですね。これは嬉しい!今日みたいに遠出するときは、それなりの支度はしていきますけど、例えば毎朝の送り迎えとか、ちょっとそこまでお買いものなんていうときは、本当に助かります。

イチオシの後席シート、使い方無限の収納スペース

というわけで、安心して広いグラスエリアがもたらしてくれる開放感と暖かな日差しを楽しみつつ、東名高速を西へと向かいます。最近の軽自動車は本当に優秀。力強いパワートレーンのおかげで、なんなく流れに乗れちゃうのはもちろん、上り坂もなんの問題もないし、追い越し加速が必要なときだって、ストレスなく加速してくれます。さすがにアクセルを床まで踏み込むと、にぎやかな音がしますけど、それ以外はまったく耳障りな音がないんです。これなら後部座席のお友達ともおしゃべりに花を咲かせられますね。

というのも、eKスペースは後部座席の乗り心地が、このクラスの中でもすごくいいんですよ。スペース的にもクラストップの1400mmの室内高に、260mmのロングスライドで、縦にも横にも膝の前にも空間がたっぷりあるのはもちろん、ロールサンシェードで日差しも、リヤサーキュレーターで空調もバッチリだから、お友達にもゆったり寛ぎつつ疲れ知らずのドライブを楽しんでもらえること請け合いなんです。今回は日帰りですけど、シートアレンジもフレキシブルに簡単にできちゃうので、荷物の多いお泊り旅でも問題ナシ。

でもお友達を乗せるとなると、室内が散らかってるのは、やっぱり女子としては恥ずかしいんですよね。その点、eKスペースは収納スペースがたっぷりあるので、隠したいものがしっかりしまえて、室内はいつもスッキリ。特に便利なのは、履き替え用のシューズを入れたりする助手席下のボックス。前だけでなく後ろ側にも引っ張って取り出すことができるので、後部座席に荷物を置き、そこで靴を履きかえられるのはもちろん、助手席&後部座席共用のボックスとしても大活躍。キレイに使うならドライブ中のお菓子やドリンクを入れておくのもいいし、はたまた共用のゴミ箱としても使えます。

走りの優秀さがくれる安心

eKスペースっていろんな使い方ができるなぁ~、なんて想像しているうちに箱根に到着。日本全国にその名を知られる箱根のワインディングは、本来苦手なシーンのはずなんですが、これが意外なほどの走りっぷりなんですよ。eKスペースってこのカテゴリーの中では、かなり重心高が低く作られているので安定感があって、背の高さを感じさせないんですよね。その実力、ついついコーナーを攻めたくなるくらい(笑)。そして、この余裕が安全にもつながってくるんですよね。

つまり使い勝手もヨシ、走ってもヨシ、そして燃費もヨシときたら、少々価格が高くたって売れるワケですよ。室内だって十二分に広いから、もう軽自動車だから云々っていうことはなくメリットしか浮かんでこない。唯一のデメリットとしては、乗車定員が4人ということだけと言ってもいいかもしれません。

さて、今回の目的地、伊東に到着。歴史ある観光地にありがちな狭い道も、見晴らしがよく小回り性も高いからスイスイ進めちゃうし、アラウンドビューモニターのおかげで車庫入れもバッチリ。河津桜の次はソメイヨシノ、そしてその次は…と、1年中何かしらの桜が楽しめると言われている伊豆半島は美味しいもの満載だから、今度はお友達を誘って美味温泉満喫女子旅で来てみようかしら。

《竹岡圭》

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