三菱 ミラージュ 新型、米国でエコラン…燃費は31.5km/リットル

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新型三菱ミラージュを使った米国でのエコラン
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三菱自動車が2013年秋、米国市場に投入した新型『ミラージュ』。同車が米国で、驚異的な燃費性能を実証した。

米国向けの新型ミラージュは2013年4月、ニューヨークモーターショー13でデビュー。米国仕様の特徴は、エンジン。日本向けの1.0リットル直列3気筒ガソリンではなく、排気量を200cc拡大した1.2リットル直列3気筒ガソリンを搭載する。

最大出力は74ps/6000rpm、最大トルクは10.2kgmを引き出す。トランスミッションは、日本仕様はCVTのみ。しかし、米国ではCVTに加えて5速MTも選択できる。CVT仕様の米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地15.73km/リットル、高速18.7km/リットル、複合モード17km/リットル。同社は、「ハイブリッド車を除けば、米国で最も燃費のいいガソリン車」と胸を張る。

3月13日、三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは、新型ミラージュを使用したエコランイベントを開催。ネバダ州ラスベガスからカリフォルニア州サイプレスまで、約440kmを走破した。そして、優勝者の燃費は74.1マイル/ガロン(約31.5km/リットル)。

優勝者のアラン・ゴールド氏は、「70マイル/ガロンを超える燃費は夢のよう。スピードは控えめに、一定速度を心がけた」とコメントしている。

《森脇稔》

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