【スマートエネルギーWeek13】ホンダ、EVから電気を取り出すインバーターを展示

エコカー EV
ホンダブースに展示されていた『フィットEV』
  • ホンダブースに展示されていた『フィットEV』
  • 急速充電用のコネクタにインバーターを接続し、EVに搭載されたバッテリーの電力を使う。
  • 端子部はCHAdeMO(チャデモ)と同じだが、厳密に言うと規格外だという。
  • プラグインハイブリッド(PHV)は北米仕様の『アコード』を展示。
  • しかし、北米で販売しているアコードPHVとは顔が異なり、ノーマルエンジン仕様のものとなっている。そして右ハンドルだ。
  • こちらもフィットと同様、車両搭載のバッテリーから電力を取り出せる。
  • フィットに接続されていたのは1.0kWタイプ、アコードには3.0kWタイプのインバーターが接続されていた。

ホンダブースでは、電気自動車(EV)や、プラグインハイブリッド車のバッテリーから電力を取り出して使うインバーターを参考出品していた。1.0kWタイプと、3.0kWタイプの2種類がクルマに接続された状態で展示されていた。

インバーターと接続するコネクタは端子部が急速充電用のCHAdeMO(チャデモ)規格と同様のものとなっているが、CAN通信の機能は持っておらず、厳密にはCHAdeMO規格に則ったものではないという。インバーターを通して出力されるAC100Vの電力では、パソコン等の精密機器も扱えるようだ。

インバーターはいずれも参考出品扱いで、1.0kWタイプが『フィットEV』に。3.0kWタイプは北米仕様の『アコード』をベースとしたプラグインハイブリッド(PHV)のコンセプトモデルに接続されていた。

興味深いのはこのアコードで、北米仕様でありながら右ハンドル。そして前面も北米市場で販売しているPHV仕様のデザインではなく、ノーマルモデルと同様という、実にハイブリッド感あふれるものだった。

《石田真一》

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